日々是好日

チェンマイにて③

Sop Moei Artsでテキスタイル製品を購入する際、やはりオレンジに心惹かれた。 タイには生まれた曜日の色というものがあって、木曜日の私の色はオレンジだが、だからという訳ではない。 ショップの袋や商品を包装する薄紙にも味わいがある。 Sop Moei Artsは…

チェンマイにて②

今回は役所や銀行の用事が多いが、合間での食は色々と楽しんでいる。 色々お世話になっているタイ人の方が、ランチをご馳走して下さった店(ครัวอาจารย์สายหยุดและหมอทราย)は旧市街からは離れるが、味もあしらいも繊細なロイヤルフードが中心、チェンマイの…

チェンマイにて①

昨夜遅く今年3度目のチェンマイに到着。 Moveの年を象徴するかのように、その多くを機上で過ごした誕生日になった。 タイは雨季のせいか、気流の悪いところもあって結構揺れたが、刻々と変わる上空の眺めは見ていて飽きる事がない。 ドンムアン空港でトラン…

アドと引っ越し

実家の引っ越し準備が始まってからひと段落つくまでの半月ほどの間、そういばアド(犬)のお腹の調子がイマイチ優れなかったが、ここにきてようやくいつものウンチになってきた。全く目の見えないアドにとって、周りがザワザワしていたり、私が仕事で長く留…

週末の徒然

グループレッスンでも這うワークを通じて開拓され得ることの奥深さ、面白さに目覚めた生徒さん達、さて、どこで止めようかと思うくらい皆がハイハイに夢中になったシーンもあって、「指示を待つ眼」でも「正解を探る眼」でもない、「行為することに集中する…

Move

今週のお題「2019年上半期」 2019年も早くも半年が過ぎ、振り返ればそれはまさに「Move」に集約される日々だったと思う。出産間近の娘夫婦に続いて実家の両親の引っ越しも先月26日に住み、その前後の1週間は怒涛のように過ぎたが、昨日両親が18年暮らした旧…

徒然

ミュージカルの道に進み始めた学生さんはタップも学ぶようになり、彼女は声楽も学んでいるが、また別の角度から「奏でる身体」としての面白さや難しさを感じてもいるようだ。 その日レッスンの中では行わなかったが、仰向けに寝て脚を動かす脱力のワークがあ…

動かしやすいと感じていたことは

実はそうではなかったのかもしれない 前回腹這いで進むワークを丁寧に行なっていった翌日のバレエのお稽古でのプリエの感触が全く違って驚いたというお話があった。なんとなく「こなして」しまうと、忘れものには気付けずに通り過ぎてしまうが、立つ・歩く以…

ピクチュア 父の日の徒然

一昨日草刈りをしながら家の中にもまだまだ手を入れる必要があるところはあるのに、なぜ私は庭に今重きを置いているのだろうとふと思った。 工事の妨げににならないようにと取り掛かったのがきっかけだ。けれど、作業の合間にリビングに座り込んで光を浴びた…

巡る「場」

昨日両親の転居先に行って、今まだ唯一ある庭園灯の修理をしていると微かに芳香が漂ってくることに気付いた。2週間前にはただ鬱蒼としていた樹の上の方だけに白い花が咲いていて、その樹はクチナシだったようだ。そういえばその実らしきものがアプローチにも…

タイのニックネーム

タイ語レッスン 昨日は身体的特徴の話からニックネームについての話題になった。 タイ人の名前は長い^^;だからオフィシャルな場合を除いては大抵ニックネームで紹介を受けたり、自己紹介されることが多いのだが、前回タイ人の友人からご紹介戴いたチェンマイ…

徒然

まっさら 昨日は代々木と和泉多摩川でのレッスン。 3月からスタートしたお箏のお仲間でのグループレッスンでは、稽古を重ねて師となるまで極めていらした方の学びの姿勢というか、新しい物事への取り組みの様子がまるで幼子のように「まっさら」だなと感心す…

少しずつ場を整える

実家の転居先のリフォームも済んで、本格的な引っ越しの前に少しずつ物を運んだり、掃除をしたり、行く都度庭の動線確保の草刈りをしているようなこの頃^^; かつて伯父伯母が暮らしていた平屋の古い建物だが、高齢者2人の住まいにはむしろ日常的な階段の上り…

冷んやりとした朝を歩く

冷んやりとした朝を歩く。まだ少し微睡みの余韻が残った様な、思考が邪魔しない時間をただ歩く時の花や樹や鳥の囀りの自分への響き方が好き。 心地よさをただ味わう様な、そんな時ほど面白い感覚が立ち上がってくる。 気持ちよく脚が送り出される時の後頭骨…

6月の徒然

咄嗟の動き 昨年の夏にも「転ぶ」というアクシデントの中での動きの一部始終について客観的な視点からご報告を戴いたことがあったけれど、昨日もまた「咄嗟の動き」についての興味深いお話を伺った。 blismile.info 咄嗟の動きや、日頃やり慣れていない作業…

プラータナー ร่างของปรารถนา

届くのを楽しみにしている1冊の本がある。 タイの現代文学の作家でずっと気になっていたウティット・ヘーマムーン氏の著書がようやく日本でも出版されるのだ。 また、その発売と同日にこの作品が舞台化された公演が東京芸術劇場でスタートする。 www.prattha…

笑顔

出張講座 「そんなこと考えてもみなかった。」往々にして、ヒントはそういうところに潜んでいる。 問うことができなければ気付くこともできないがひとつの問いに執着し過ぎたり、その答えらしきことに居着いてしまっても見失うことがある。 「ああ、そうだっ…

徒然

看板犬のいる宿 次のチェンマイも事務的な諸雑事で滞在時間の殆どが使われてしまいそうだが、一箇所だけ行きたいワットがあり、そこまで歩いても行けそうでドイステープの山並みを眺める楽しみもあるこじんまりとした宿(Rumpai Loft Habitat)を見つけ予約…

立夏初候の徒然

感じる映画 『ブンミおじさんの森』というタイ人のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の作品を観た。ディテールの意味を解ろうとして観るなら確かに難解な映画かもしれないが、そういう触れ方とは違うものを引き出されるようなこの映画は、不思議と繰り返…

再会

平成最後の日のグループレッスンには、幼少期から大学までバレエを続けていた方が、3人の子育てが少し落ち着いてバレエを再開するにあたって、ナチュラリゼーションを学びたいとやってきてくれた。彼女を誘ってくれたのは既にナチュラリゼーションを経験して…

筍からの徒然

先日、竹林をお持ちの知人からたくさんの筍を戴いた。 土を落としこうして眺めてみると、自然の成す色や形は美しいものだと改めて思う。絶妙な彩度と明度の補色の関係。紫と黄を上手に纏った筍の姿にも、人はきっと襲の色を学んだのかもしれない。 「竹を割…

花たちに感じる始まりの季節

山が育んだ水 レッスンの際には進学先での新たな日々を楽しんでいる生徒さんのお話などを聴く機会も増え、それぞれの始まりの春を感じるこの頃。 1週間弱留守にしている間に薔薇の蕾も膨らんできた。 この春はRose Bordeauxもたくさんの花が咲きそう。 エレ…

帰国

ソンクランの真っ最中ではあったけれど、やはりその土地に赴き、この眼で見て、そして直接会って話すことで伝わり合うものがあるということを、改めて実感した数日だった。それはもちろん言葉という問題もあるが、言葉以外の部分に寄るところがとても大きい…

旅のサブ・シューズ

機内や、今回の様にトランジットで長く過ごす旅の際に活躍するのが、このマリンシューズ。 ウェットスーツの様な生地なので、冷房が効いて足元が冷える様な場合でも暖かいし、何より楽。 ホテル内でスリッパがわりにもなるし、洗濯もでき、すぐ乾く。そして…

Primavera

定例自習会の土曜日。多摩川の風景。 萌え出る春のエナジーを感じると、(毎春のことながら)Ludovico Einaudi のPrimaveraの曲が聴こえて来るようで、無性に踊りたくなる。そして毎年この動画を貼っているような^^;ダッテスキナンダモノ。 私にとってこの曲…

早朝の桜

私の朝は何時に寝ても365日5時台から始まる。それはアドの腹時計が実に正確なのか、あるいは目が見えない分鳥の声など音で時間を捉えているのか、日の出のしばらく前からワサワサと動き始めるからその気配で目が覚めてしまうし、それで起きなかったりすると…

桜舞う

元号 新元号が発表になって、どこかまだ馴染まないその言葉の響きに、平成が始まった時もそんな風に始まり、その時代を経験し終える頃になってやっと、自分にとっての平成という時代が大きな一括りのカタチとして輪郭を描いているようにも感じる。 桜舞う © …

山人の足

読書 山人の足 『越後三面山人記』からの徒然 越後三面山人記に、山人の足について触れられた箇所がある。現代の街に住む人間が勝手に抱くイメージなどとは全くもって違うその寒中の山の暮らしぶりや生き様を、読んだからとて想像しきれるものでもないが、そ…

徒然

北タイの文化 月曜はほぼひと月ぶりのタイ語レッスン。4月1日付でタイに赴任する方が多い時期なので、毎年3月は先生も大忙しだ。 身体操作に関わる文章を読んでいくのはやはり面白い。 例えば ลีลาท่าทาง ลีลาには優美、抑揚、リズムといった意味があり ท่าท…

箱根deモダンアート×足湯×カフェ

アーティストの大森牧子さんから二人展のご案内を戴いた。 大森さんの作品は、そのモダンな作風の中にもどこかいつも自然の温かみを感じる。 2点ほど作品をお預かりさせていただいているが、見る度に違う何かをキャンバスの中に感じる。その日その時の自分自…