響いた言葉

100年住宅を建てる時のような基礎を

先日、ある生徒さんのお父様と少しお話しする機会があった。建築士のお仕事をなさっている方なので、「基礎」に対するお考えには共鳴するところが多々あった。 僕は娘がずっとバレエを続けていくのかどうかはわからないけれど、娘に100年住宅を建てる時のよ…

嵐の晩の徒然

All art constantly aspires towards the condition of music. 嵐が通り過ぎる晩 ウォルター・ペイターの『ルネッサンス』を再読。 すべての芸術は音楽の状態に憧れる という彼の有名な言葉も以前とはどこか違った響き方をするが今、最も鮮やかにその文字が…

自然にしていること

出張講座から ダンスの動き、ワークの動き…としてだけで今、じぶんがしようとしていることを捉えていないだろうか。 顎のワークは口を開くことから徐々に背骨が伸展していくがそんな風にアタマが動くのはどんなときだろう? 空を見上げるように、何かを「見…

備忘メモ(Motor Learning and Control for Danceから)3

先のMotor Learning and Control for Danceから辿って、Gabriele Wulf氏の研究について調べてみた。 http://optimalmotorlearning.com/ 上記のサイトにも紹介されている、バレエダンサーを対象とした研究についてAttentional Focus in Classical BalletA Sur…

祈り

最近ミシマガジンの記事からのポストばかりだがもうすぐ読めなくなるかもと思うとやはり感じたことを少しでも書き留めておきたくなる。ミシマ社のマワシモノではございません(笑) こちらは、とにかく共感の一言に尽きる。 ・待つ姿勢・積極的にこちらから探…

透明な客観

今週末は石井ゆかりさんの闇鍋インタビュー・シリーズを通読。こういう人と人との出会い方も面白いなと思う。 その中でも、この記事の「透明な客観」という言葉が印象に残った。 私の存じ上げている方にも、こんな印象を覚える方がいる。ある編集者の方が、…

成熟

そういえば、昨日、生き辛さを感じている若者の心を表しているようだと紹介された曲がある。 でも、その許容量が違うだけで、大人の中にもそんな面がありはしないだろうか。むしろ目を背け、困っていない振りをしていないだろうか。 「彼らは弱い人間ではな…

The Hundred Languages of Children

講義の始めの方で講師の方が朗読して下さった詩。 子ども達の100の言葉 子どもには 百とおりある。子どもには百のことば百の手百の考え百の考え方遊び方や話し方百いつでも百の聞き方驚き方、愛し方歌ったり、理解するのに百の喜び発見するのに百の世界発…

現実の確かな手触り

サロンで使っていたバーや、いくつかの嵩張る荷物を当面保管しておくために小さなトランクルームを借り、オフの昨日はそこに荷物を運びこんだりと済ますべきことを済ますために半日を費やし、やっと一息ついた午後に読んだ本。 ただ知識を駆使して書かれたの…

聴く

本当に「聴いている」人の前では、例え普段話すことが全然できていない人間ですら声は引き出される。本当に身体に直、作用するのだ。言葉じゃない。だって、あの時交わされた言葉はとおりゃんせの歌詞でしかなかったのだから。でも、確かに相手は聴いてくれ…

成城にて

昨日は世田谷方面に所用があって、その帰りに久しぶりに成城へ。 旧職場に立ち寄って、かつての同僚とも少しお話しすることができた。 医療系と美術系、二人の娘が進学して教育費が一番大変な時代を中心にこの街で働いて過ごした。それは娘たちのためという…

今週の徒然

【ことば】 「言葉の真価は、誰が言ったかではなく、誰が聴いたかで定まる。」 www.mishimaga.com この記事の冒頭に書かれているようなことは、結構あるのではないかと思う。 「間」に置いた瞬間に、それは相手のものともなるし、置かれた瞬間に自分のものに…

雪の日の徒然

4年前位にもこんな雪になった日があったことを思い出す晩。多分、それ以来履いていなかったレインブーツで雪道を歩きながら、同じ靴、同じように滑る歩きにくい道でも安定感はずいぶん違うのを感じた。 今日読んだこの記事は面白かった。 www.mishimaga.com …

読書から断片

つまり芸術というものは外面的には「文化」と位置づけられるものですが、その内実は「野生」なのです。「文化の中の野生」 中島智 著 踊りもまた芸術であるならば、野性を忘れた身体によって果たしてそれは成されるのか。 中島氏の言葉には、未だ言葉になら…

野生

休み中、読んだ「ちゃぶ台」の記事の中に、京都で漁師をなさっている千松信也さんのこんな言葉がありました。 「野生」というのは「教育」と正反対の概念だと思います。自然派とかワイルドとかそんなものではなく、自分の本能というか直感でどう行動するかを…

縁側

普段、雑誌類は殆ど買わないけれど、ミシマ社という出版社から出ている「ちゃぶ台」というユニークな名前の雑誌で、「教育×地元」がテーマになっており、編集部の以下の記事に書かれていることに共感を覚えるところが多かったので、取り寄せてみることにしま…

かんがふ

意味の獲得は、同時にともすれば失うことでもあり得るということに無自覚になってしまうのは勿体ないと思うのです。 としばらく前のブログに綴ったら鷲田清一氏のこの言葉を思い出したとある方がメールして下さいました。 ひとが勉強をするのは、それこそ逆…

目に映る自然の色が胸に沁みるほど鮮やかに映る訳

赤い色を見ると思い出す人がいます。 その言葉に、琴線に触れるものがあったのでしょう。何かがずっと心に響いたまま見上げるその日の樹々の赤は、いつもよりずっと鮮やかで、何か胸に迫るようなものがありました。 私にもそんな人がいます。どこかの山の緑…