野生

休み中、読んだ「ちゃぶ台」の記事の中に、京都で漁師をなさっている千松信也さんのこんな言葉がありました。

「野生」というのは「教育」と正反対の概念だと思います。自然派とかワイルドとかそんなものではなく、自分の本能というか直感でどう行動するかを躊躇なく決められる決断力であったり、人生の岐路に立ったときに、どれだけ自分自身を信じられるかというような…。その判断のための知識や経験は当然必要ですが、それも教えてもらえると思っていては、「野生力」は高まらないと思います。
「ちゃぶ台」Vol.3 教育×地元号 ミシマ社より

「どれだけ自分自身を信じられるか」
それは、やはり身体を通じて得たものによってしか生まれないものなのだと思うんですね。

私自身は、野性的な暮らしをしている訳では無いけれど、でも、その後の人生を左右するような岐路に立ったとき、発動するのはやはりそうした野生的なものであったし、気付いたらそれに従っていた様な、何かもうそれに抗うという選択肢が消滅するような(笑)

 

戦後に生まれ、成長していく経済の中で生きてくると、こうすればこうなる、なっていけるだろう的な「予想できる未来図」を思い描いて、より確かなものを選び取ろうとしてしまいがちだけれど、むしろそれは幻想で、これからの時代は予想が利かない、不確かさの中でどう生きていくか、生き抜いていくかという意味での野生力がやはり必要になってくるのではないかと感じています。

子どもたちや、子育て最前線のその親御さんたちにナチュラリゼーションをお伝えする機会を多く持ちたいと考えたのは、正直なところダンスという目的もどこか二次的に思えるほど、その野生の基盤を育み直せる道筋があるということを伝えていきたいという願いが私の中で強くなってきているからなのだろうと思います。

 

さて、お正月休みも終わり、今日からレッスンもスタート。
この年末年始の眺めをいくつか。

 

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動画撮影で行った江ノ島。海と光が「自然の恵み」の質感を贈ってくれました。

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暮れの都心。

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花があるとホッとする。

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お正月の夕暮れ

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西日に染まる梢と顔馴染み?の鳩(笑)

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発注したばかりだったけど、不要になっちゃった(^^;)