Timeline

いつも部屋の中央にあった時計を外すときが一番寂しいかもしれないなという気がしていたのと、ここでの年月を象徴するようなその時計は人任せにせず自分で運びたかったので、すべての荷物の搬出が終わってから外した。
そこに立ち上がってきたのは、思いがけず寂しさでも希望でもなくとてもフラットな感覚だった。

前夜の月の静寂な中にも何か得体のしれない力強さを感じた余韻とも重なり合いながら、あえて言葉にするなら「タイムラインが変わった」ような感覚とでも表現した方が近いかもしれない。

この1年、むしろこの部屋の外での活動を徐々に増やしてきていたし、ガラリと日々の仕事や暮らしが変わる訳でもないけれど、満月と食と、そしてこの節目を通じて何かがシフトしたように感じる。

月曜日に大家さん立会いの下で正式に退居となるけれど、クリーニング不要じゃない?という位部屋は隅々まで綺麗にし(笑)佳き時間と縁をありがとうございましたと自然と口にしたくなる心境で扉を閉めた。

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それにしても、カラダとは面白いものである。
31日の夕方に感じていた仙腸関節の感触と、その節目を過ぎ帰宅してからワークした際の感触が何か違う。

関節だとか骨だとか筋肉だとかいったカタチとしてあるものというより、むしろ無いもの、骨盤の内のスペースとしての正四面体みたいなものが、動きの中の感覚として立ち上がってくる晩だった。