感嘆の声

最初に来た頃はあどけない少女だった子が、6年生に近付くにつれ急に大人びてきたような印象を覚えるこの頃。
バレエのペースを落としてレッスンに取り組むようになって2か月ちょっと、頭では一応理解できていたその取り組み方を変える意味が、もっと深いところでしっくりとしてきたように見え、それと足並みを揃えるように身体もまた反応や吸収の仕方が変わってきたように思う。

いつも黙ってレッスンを見守っているお母様が、今日はレッスン後に「ズリ這いが綺麗…っていうのも何なのだけど…でも、本当に綺麗だと思った。」と、フッと漏らすように仰って、それが「褒める」ではなく「感嘆」から生じた声だったのは私にもはっきり感じられたし、その子もまたそれを感じたのだろうか「そう?」と聞き返す瞳は一段と輝いていた。

自然が生み出すものは美しい。
動きも、感嘆の声も。

とても素敵な瞬間だった。

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