春の一日

春とお揃いのイエローを纏いたくなった麗らかな日。

f:id:blissfultouch:20180313102956j:image

和泉多摩川でレッスンをされている大人の方が、バレエの先生にもずいぶん変わったと言われ、レッスンが楽しくなったと嬉しそうに仰って下さった。
「期待されていない自分」という居心地で長年レッスンを続けられてきて、バレエ環境が変わり、ワークも始めて「変わっていけるかもしれない」と思えるようになられた最初の頃は、一生懸命故に頑張り過ぎて力んでしまうような面もあったが、良い感じで力も抜けてきて「ゆっくり育てていく自分」を楽しまれているようだ。

 

子どもたちは確かに変化も早いが、こんな風に年齢を言い訳にせず、少しずつでも自分を磨き続けようとする大人の方の姿もとても素敵だ。

f:id:blissfultouch:20180313211343j:plain

そういえば、寝具はずっとウォーターベッドでいらしたそうだが、そのせいか旅行などでベッドが変わっても、寝ている間中寝返りを一切しなくなってしまっていたそうだ。

ウォーターベッドも進化しているそうだし、賛否両論あるようだが、この方の場合は今のお身体では、そのベッドは余り快適ではなく腰の下に枕を入れて寝ていると仰っていらした。

身体がナチュラルになってくるほどに、機能を補うものや、ある意味では邪魔をするものは適さなくなってくるものなのかもしれない。

f:id:blissfultouch:20180313201306j:plain

f:id:blissfultouch:20180313201334j:plain

f:id:blissfultouch:20180313201345j:plain

すっかり日が長くなって、江の島スタジオもレッスンの終わりの時間まで照明が不要になった。

春霞のかかった優しい色合いの夕暮れを満喫。

明日は代々木レッスンの前に新宿御苑のハクモクレンを観に行こうかな。

ハクモクレンの大きな花びらが、
頭上の、途方もない青空にむかって、
握り拳をパッとほどいたように
いっせいに咲いている。
ただにここに在るだけで、
じぶんのすべてを、損なうことなく、
誇ることなく、みずから
みごとに生きられるということの、
なんという、花の木たちの奇跡。
きみはまず風景を慈しめよ。
すべては、それからだ。


(長田弘『奇跡―ミラクル―』より抜粋)