ゴールデンエイジと自尊感情

新体操の子どもたちとの90分は、時折笑いもこぼれる中あっという間に過ぎていった。「できない」「難しい」もそのままストレートに面白さや好奇心になっていくような年代のキラキラしたパワーには、一緒に過ごしているこちらも元気をもらうようだ。

 

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ゴールデンエイジと呼ばれる年代(その年齢の区分はまちまちなようだが)は動きの習得にもっとも適した時期と言われるが、先日の教育支援の講座で戴いた小学生の学年別QOLに関しての資料によれば、6年間を通じて一番変動が大きいのが自尊感情で2年、3年に比べて4年生以降の低下が著しいように見受けられる。

そういう傾向を考え合わせても、3~4年生くらいまでの間はできるだけその自尊感情、特に基本的自尊感情の根っこを育めるようサポートできればと思う。
それは褒めるということではなく、自分で体験を通じて獲得するという意味で。

 

自尊感情は、ふたつの要素で構成されています。ひとつは基本的自尊感情であり、もうひとつは社会的自尊感情です。基本的自尊感情とは自分自身の納得によって獲得する満足感によって成り立つものです。自分の努力によってできなかったことができるようになったというような過程を経て高まる自尊感情です。もうひとつの社会的自尊感情は、他人と比較して自分が優れているときに得られる自尊感情です。一言で言ってしまうと「優越感」ということになりますが、この優越感は相対的なものであり、自分より劣っているものとの比較は優越感であったものが、自分より優れているものとの比較では即座に劣等感にたやすく転じてしまうという、まことに虚ろで頼りないものです。

子供の健康の現状と課題
高橋俊哉 弘前大学教育学部保健体育講座 より

 

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来週はフランスから一時帰国中の友人とお会いできることになった。
1年ぶりくらいだろうか。
人と会うことが多い春だ。