吸うは易く、吐くは難し

吸うは易く、吐くは難し

吸気には横隔膜があるが、呼気に用いられる腹と胸の筋肉は、

もともと胴体をくねらせて、前進させるための運動筋で、呼吸の面倒見は副業に過ぎない。ワンマンカーの運転手が片手間に銭の方を見ているようなものだ。

三木成夫『海・呼吸・古代形象』 うすぶな書院

三木成夫氏はそのように表した。

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時々、呼吸で何かを感じるとページをめくりたくなるのが
この『海・呼吸・古代形象』。
三木節とでもいうのだろうか、上記のような絶妙な「例え」に膝を打ちながら、私たちの身体の中にある生命の歴史を想いつつ身体を感じるのが楽しいのだ。

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ナチュラリゼーションは、鼻から吸って鼻から吐くという呼吸を使うが、鼻から吐くのは吐きにくいと感じられる方も中にはいらっしゃる。
確かに、フーっと口から吐き出すのは楽なようでもあるが、「吐き切る」というところで感じてみると、鼻から吐いた方が喉のあたりの苦しさが生じにくくはないだろうか?
私には、その喉のあたりの「邪魔」が無い方が、三木氏曰くの「副業として健気に働いている筋たち」の働き合いを、豊かに感じることも吐き切ることも、容易になるように思える。

 

この本はかなり昔から好きだったが、ナチュラリゼーションをするようになってからは、例えば上のような “胴体をくねらせて、前進させるための運動筋" という言葉のリアリティが全然違うから、なおの事面白い。

 

 

眺め

桜に続いて、今公園には藤の紫色の天幕がかかっている。

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美しい光景なのだが、クマンバチが縄張りを主張するように羽音を立てるので、余り近付いて眺めることができない。
(ミルダケダッテバ^-^;)

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それにしても、仕事ブログ更新してないな~(^^;)
ま、いっか。