「戻し」と「繋ぎ」

よく晴れた週末の朝のスタジオは
磨き上げられた床に映る緑や空が美しい。

バレエにはリノを使わないと滑るが(笑)
ナチュラリゼーションには気持ちの良い床。

この眺めを見ると瑠璃光院の床みどりを思い出す。

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レッスンの中でやらせた訳では無いが、グラン・バットマン等を腿で吊り上げてしまう子には、上げるフェーズより下ろすフェーズを丁寧に、正直に行ってみてもらうのも良いかと思う。

ア・ラ・スゴンドやドゥバンに左右交互連続で、戻したジェスチャーレッグが、そのまま滑らかにスタンディング・レッグになるように、繋ぎのフェーズを胡麻化さない、“ジェスチャーレッグとスタンディング・レッグの境目のない流れ”を途切れさせないことを感じてもらうと動きが変わってくる。

 

かつて師が

勝手に名前がついた右、左や「軸足」という呪縛

 という表現をなさっていらしたが、その言葉に触れたとき「概念上で分けているから、分かれてしまうのだ。」と感じた。

バットマンに限らずタンジュでも、その他のパでも「戻し」と「繋ぎ」に正直になるほど、その呪縛からも「上げよう」「動かそう」という意識からも解き放たれていくように私は感じている。

 

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新体操姉妹のレッスン風景。