「違い」と「間違い」

寝返りというシンプルな動きも
空間という要素を含めて捉えてみると
色々な発見がある。

長く続けてきた生徒さんには
壁や床目、或いはリノの継ぎ目のテープなどをガイドに
空間の中でどのように動いているかということに
注意を向けてみて戴くこともある。

先月の出張講座でも
「なんで壁から離れていってしまうのだろう?」
という問いを、思わず口になさった方がいらして
「なんでかわかるけれど、言~わない(笑)」と返し
笑いが起こったりもしたが
その「何故」から動いてみて
じぶんの答えを発見していくことを尊重したい。
実際、その何故の先に
自分で何かを見出していくワクワクとしたものが
あるのを体験的に知っているから
笑いが起こったのではないかとも思う。

そして、もうひとつには
その探究のプロセスは
壁から離れない様に動いていくのが正しいというような
ひとつの正解で切り分けた「間違い探し」ではなく
こういう風にも動けるが、そういう風にも動ける
「こう」と「そう」の間にあるものの
「違いの発見」であってほしいという願いがある。

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何か違う動き方を見付けた時
大きくなるほど、大人になるほど
正しい、間違い、でジャッジしてしまう。

だが、赤ちゃんはそんな風に
それまでの動きや自分を否定するだろうか?

新しい動き方を覚えた
新しい世界が広がった
ただそれだけなのではないだろうか?