個が消えて生まれるもの

昨日、阿波踊りの「総踊り」が
今年は中止になったというニュースで
「踊り子さんも、自分の姿がよく見えるような形で踊った方が
踊りがいがあるはずだ」
というような市長の言葉があった。

群舞というものを体験したことのない人の言葉だと感じた。

バレエにもcorps de balletがあり
何十人ものダンサーが一斉に踊るような事がよくあるが
群れの中の個が認識されること、つまり
「私」が評価されることだけが
踊り甲斐や喜びではないのだ。
むしろ、その個が消えて生まれるものに人は感動する。

運営方法の見直しは必要なのかもしれないが
対話が欠如したままの決定には疑問が残る。

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