徒然

眺め

ショーウィンドウはすっかりクリスマスモード。
それはそれで綺麗なのだが
先取りされた人工的な季節ばかりが並んでいる。

それが商業的な理由であるのはもちろんわかるが、
どこもかしこも、先へ先へだなぁ
そうして私たちの意識は周囲からも急かされていく…
そんなことをふと思った。

f:id:blissfultouch:20181114221737j:plain

f:id:blissfultouch:20181114221746j:plain

f:id:blissfultouch:20181114221751j:plain

f:id:blissfultouch:20181114221743j:plain

 

飾り立てられている訳でもない
今ここの樹の姿がやはり心を揺さぶる。
目の前にこんなに美しい11月の眺めがあるのに。

数あるウィンドウの中のひとつでも
今をリアルに感じるようなものがあったら
むしろ人の心は惹きつけられるのではないだろうか。

f:id:blissfultouch:20181115084253j:plain

 

 

心に残る言葉

先日少し引用させて戴いた福岡伸一博士の本の中に、他にもいくつか心に残っている言葉がある。それをここにも書いておきたいと思う。

擬人化しないとうまく伝えることができないふるまい、
省略しないと的確に表せない現象というものが生命の中にはある。
絵柄は高い視点から見下ろしたときだけ、そのように見えるのであり、
私たち人間はそのような絵柄として生命を見なしている。
心臓の細胞は、心臓の形や大きさを知らない。
心臓の細胞は、自らが一個の細胞から出発してできた個体の一部であることは知っているかもしれないが、心臓の一部であることを知らない。
何故なら心臓とは、われわれマップラバーが人体を見下ろしたとき
見える絵柄に過ぎないからである。

世界は分けてもわからない (講談社現代新書) 104p

 

世界は分けないことにはわからない。しかし分けてもほんとうにわかったことにはならない。パワーズ・オブ・テンの彼方で、ミクロな解像度を保つことは意味はない。パワーズ・オブ・テンの此岸で、マクロな鳥瞰を行うことも不可能である。つまり、私たちは世界の全体を一挙に見ることはできない。しかし大切なのはそのことに自省的であるということである。なぜなら、おそらくあてどなき解像と鳥瞰のその繰り返しが、世界に対するということだから。

世界は分けてもわからない (講談社現代新書) 163p

 

自習会

来月も自習会を開催することになった。
今月参加できなかった方から、早速お申し込みがあった。