身体性

昨日の代々木レッスンは、以前江ノ島クラスに一度参加して、もっとやってみたいと思われたダンスや運動経験の無い方のレッスンだった。

顎と手や肘のワークを丁寧に行っていったことと、昨日の朝「Door」という言葉でここに記事を書いたりもしたので、今日の仕事ブログではそのドアに関する所作についての徒然を綴ってみた。

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もちろん、身体性の洋の東西のどちらが良いとか悪いということではないし、日本の所作にも同様に文化の歴史の中で育まれてきた所作の美しさがある。

ただ、「洋の舞」であるバレエの動きを学ぼうとする時、やはりそうした西洋の身体性やその背景を考えてみることも必要なのではないだろうか。

 

そして、更に身体性の背景ということを考えたり調べたりしていくと、この前クロアチアやイタリアに旅した時に幾度も経験することになったラウンドアバウトやドライブインなどのターンパイク、ホテルの回転ドアなどがなぜそのスタイルになったのかということもしっくりくるのだ。

立居振舞 : ドア作法

上記のサイトで掲載して下さっている、林實(はやしまこと)氏の著書「作法心得」の記事によれば、それはBC500年の頃のギリシャにまで遡ることができるそうだ。

日本人の私たちには、それは慣れるまで「戸惑いを感じるもの」であったが、彼らにとってそれは歴史的にもそうなっていくのが自然な流れだったのだろう。

 

私たちの生活の中にもドアや回転ドアは一般化してきてはいるものの、その歴史はまだまだ浅いし、西洋化されてきているとはいえ、和の文化の中での身体性をも持った私たちが洋舞を学ぶに当たっては、やはりそうした洋の身体性の中で日々行われてきたシンプルな動きの礎となっている動作を、今一度丁寧に学習していくことがその先の「技術」なり「作法」の美しく健やかな枝葉を伸ばす根っこを育むことになるのではないだろうか。

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