Preload

長く続けていらした生徒さんのうちの何人かに
動きが以前よりスムーズに繋がるといった声が
ちらほらと聞かれるようになった。

ある方が仰ったことを要約すると

YouTubeの動画を見るような際に

予めある程度先までがロードされているから

動画がスムーズに再生されて行くような感じだと。

それは私自身も経験した感触だが
その方が動画を例にあげて下さったことで
Loadingという言葉から

「Preload」という言葉とが私の中で結びついた。

 

ホームページを作成する際にも
先行してレンダリング(生成)に必要なデータを読み込むために
HTML の head 要素内で使う記述で
その言葉を使うことがあり
ブラウザーには表れない背景で準備がなされている感じが
そこに重なるからだろう。

 

ブラウザーで動画を見ている「わたし」には
何がどれだけ先に読み込まれているのかはわからない。
でも、自分の中に無いものが
魔法のように降って湧いてくる訳ではなく
ワークを通じてであったり
少しずつ変化してきた日常の動きであったり
様々な形で細分化されて経験され
どこかに蓄積されていた要素が
都度必要に応じて引き出されているような感じとでもいうのだろうか。

 

わかりやすい例えでも
適切な例えでもないかもしれないが^^;

HTMLをいじってきた私にはしっくりする言葉だ。

 

そして、それが生じるようになってきて
よくよく注意を向けていくと
どういう働きが読み込まれているのかが
事後的に感じられたりもする。

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だから型が必要なのは、創始者ではなく、いきなりできてしまった人をを見て、「なぜああいうことが可能なのか」と思った追従者だろう。見よう見まねで他人の動きを見て取り、それを行なって検証し、再現性があるとわかって型はつくられた。
それはモノマネではない、外見の動きを似せたところで同じようなことができるようにはならないと、追従者は知っている。もちろん、動きをなぞることで、そこに内在している感覚を捉えることは大事だが、私とあなたの感覚は違う。結果を求めて同じ動きを行っても、同じ結果は得られない。結果を求めるのではなく原因を尋ねる。これを型は伝えようとしているのではないか。

体の知性を取り戻す (講談社現代新書)